コラム
# 012 〜 厳しい一歩が ~
ご無沙汰をしてすみません。本日、ある人からコラムはどうしてるの?って言われ、 またしばらくの間お付き合いして頂きましょう。
改めてまして ヨロシクお願いします。
さて、近鉄に入団した時からですよね。私はご存じのように捕手でして、何と近鉄には当時、二人の日本を代表するキャッチャーがいましてね。
入団発表の時にマスコミから伝えられてましたが、まぁ、たいしたこと
無いよって思ってました。
今では捕手とはチームにおいてもメンバーからも
信頼されて監督の代行と言われるぐらい重要なポジションとわかってますが、
当時はね、横浜のツッパリBOYでしたからね。練習を毎日、毎日して行く間に
チームにおいての二人の偉大さがダンダン見えて来ました。
でも仕方ないよねぇ~。やるしかない!!ですよ。
でも正直負けるか!!っては思ってました。
当時、捕手は三人一軍に登録するチームが多く、近鉄も同じでした。
ならば、その一人に入ればいいと考え、取り合えず目標をそこにおきました。
思ったより早く実現しました。
当時、二軍は60試合しかなく常に試合に出して頂き、朝は二軍戦。夜は一軍の試合と
掛け持ちで。
しかし夜はひたすらブルペンで投手の球をうけることが仕事。
試合はどうなっているかもわからない状況、参りました。
要する二人の二枚看板の捕手がいれば三人目の捕手はチャンスが無いってことになりますよね。
ならば自分の打撃に磨きをかける決心をしました。
でも捕手は守りが優先なんだよねぇ~。タイヘン!!タイヘン!!
でも がんばりま~す。